CAMPING FISH

キャンプと釣りが趣味の人のブログです

No.4 短時間でサクっと

4月15日土曜日

 

この日は午前中の仕事を終え家に帰ると車に荷物を積み込み、ホームの沢へと出かけた。まだ雪も雪代も多いだろうなと思っていたが予想よりも雪も雪代も多く、ホームの沢での釣りをそうそうに諦めた。

 

途中の林道で年配の釣り人と会い、近隣の川の昔話を聞かせてもらった。

年配の釣り人と話すと昔の豊かな川の話を聞かされることが多い、今回の方はアメマスを釣るのが好きな方で雨後に70㎝級のアメマスを一日で10本釣ったことがあるという話だった。場所についても私が知っている場所での話だったが、今は当然見る影もない。いやサクラマスが少数だけ現在も遡上してくるし、影くらいはあるのかもしれない。それにしても30年前の川とはどれだけ豊かだったのだろうかと、うらやましく思う。その頃も釣りをしていたが、もっぱら同級生と100万トン岸壁等の市の中心部の湾岸に自転車で行って投げ釣りをしていた。あれはあれで楽しかったのだけど、もっと幼少の頃から淡水の釣りも嗜んでおけばよかったと今では思う。

 

午後からの入渓なのにずいぶんと話し込んでしまい、気が付けば時間は4時近くになっていたため、ピンポイントで釣れるポイントへ向かった。

ポイントへ到着してウェーダーも穿かずに川岸へ降り立って、キャストをすると一投目で尺あるなしくらいのイワナがヒットした。しかしフッキングが甘く、バレてしまった。短時間なのでウェーディングはしないつもりでいたが、バラしたことできちんと釣らなきゃいけないような気がしてウェーダーを穿いて今度は違うポイントへ入った。

コロナ禍のここ2年くらいは近所の山ばかりに行っていたので、魚のつき場所が分かるようになったのかピンポイントで魚が釣れるようになった。流石のホームエリアだけあって癒してくれる。

この日の使用ロッドはティムコのGFS47CUL-5J

このロッドは昨年には持っていたが、イエローのグラスの使い心地がよく使う機会がないままシーズンオフになっていた。特徴としては仕舞寸法がとても短く、山岳エリアに持ち歩くには良いサイズだと思った。柔らか目ではあるがグラスほどではないので、ラインはPEよりナイロンのほうがあっているのかもしれない。

グラスロッドの場合はPEにフロロリーダーで楽しんでフッキングもしやすくて良いが、今回のロッドの場合は同じラインセッティングだとバラしが多く感じた。

ラインセッティング次第で使い心地が格段に良くなるような気はしたが、巻替える頻度が多くなるナイロンをメインラインにするのはちょっと面倒なので、今後は沢登りや山登りがメインとなるような釣行の時に使用したいと思う。

この日のポイントの水量はだいぶ減水していて、さらに上流域に関しては渇水気味だったのですぐに切り上げ帰路に就いた。

釣りがしたいと思ったときにすぐ釣れる場所が近くにあることは贅沢だが、もっとヤマメが釣りたい・・・。

 

 

 

No.3 解禁直後の尺ヤマメ

青森県の渓流解禁から2週目の4月9日
普段は近隣の山々へ釣りに行っているのだが、先週の急激な気温の上昇と雨で山の雪が解けて、大量の雪代により釣りができないのではないかと考え、水量調節されている川へ行こうという事になった。
早朝5時、眠い目をこすりながら友人と合流した。
気温は非常に低く5度以下だった。
例年であれば木々が青々としているか、もしくは紅葉の時期にしか通らない山道は新鮮に見えた。「あの場所から入渓できそうだ」、「あんなところに池らしきものがあるぞ」、「横沼にはモンスターがいるみたいだぞ」などと友人との話は尽きないまま、目的地へ到着した。

南部は暖かいというイメージがあったが、陽が当たらない場所が多いこの川は非常に寒かった。気温計を見ると気温は1度・・・。寒いわけだ。

車を走らせ大まかなポイントをチェックし、とりあえずの遡行区間を決めて車を止めて身支度をととのえた。あまりに気温が低く、ガイドにラインを通す手がかじかんで、手間取る。

準備が終わり早速この時期のヤマメが潜んでいそうな、緩い流れを見つけた。
2500Cのクラッチを切りミノーをキャストをする。一投目にチェイスはなかったが魚は必ずいるはずと続けてキャストをする。すると二投目でヤマメと思われる魚体がチェイス
三投目。狙いの流れのコースから外れないようにトレースすることに気を付けながら巻いてくるとロッドが引き込まれた。

夏のヤマメのような力強さはないが、なかなかのサイズ!!
慎重にやり取りをして無事ネットに収めることができた。

ラバーネット内に横たわるヤマメは痩せてはいたが尺サイズだった。
今年は解禁1週目で尺イワナ、そして今日の尺ヤマメを釣った私は、今季非常に幸先が良い。

気づくと周りの枯れ木の枝は真っ白になり、雪が降り始めていた。

4月の雪だからと侮って釣りを続けると雪は強さを増して、我々の体力を奪っていった。
寒さに震えながら黙々と川を釣り上がるも、さっきまでチェイスの沢山あった川からの反応もなくなり、イワナだけが相手をしてくれた。

おかしいと思い水温を計ると水温は3度・・・。
一般的にヤマメの活動的水温は7度~18度といわれている。

季節外れの暴風雪に心も折れて釣りは終了。

帰りの山道は行きとは景色が一変して白銀の世界。スタッドレスを履いた四駆でもハンドルをとられたり、滑ったりする状態だった。
前日に入山したり、早朝に入山した車はノーマルタイヤでは当然走行不可能になっただろう。

短時間の釣行だったが大いに楽しめた1日だった。

山をなめるな。その言葉が当てはまる天気に驚かされた。

 

山をなめるなオジサン『山をなめるな』



 

 

No.2 渓流解禁 Part2

川の中で手元のラインを引っ張ると、魚が喰いついたような感触が伝わってくる。私は一瞬心を奪われ、興奮と緊張が交錯する中、糸を引き上げる。しかし、何の抵抗も感じられなかった。どうやら、私のラインには何も掛かっていないようだった。

このようなことは、釣りの世界では珍しいことではない。魚にとっても、私たち人間にとっても、時として何も起こらないということはある。

私は再びキャストを行い、川の中を観察し始めた。水面に浮かぶ小さな昆虫や流れに沿って動く石を見つめ、時折、ラインに引っ張られる感触に反応する。そうして時間は過ぎ、私の周りには何も変わらぬ静けさが広がっていた。

釣りをしていると、自然の中に溶け込むような気持ちになる。時間の感覚も曖昧になり、何時間も経ったのか、それともわずかな時間しか過ぎていないのかすら分からなくなっていた。

しかし、その静寂は、急に破られることになる。ラインが引っ張られ、そのまま流れに逆らうようにして動き出した。私は一瞬、驚きを隠せなかった。このままでは、魚に糸を切られてしまうかもしれない。

私は集中力を高め、ラインを引き上げる。すると、川面には美しい岩魚が姿を現した。私は一瞬、その美しさに心を奪われたが、すぐに冷静さを取り戻し、慎重に魚を取り込んだ。

その瞬間、私は心から喜びを感じた。自然との一体感、そして、魚との出会いによって、私の人生に新たな充実感がもたらされたようだった。

 

魚を釣った瞬間、私の周りには再び静けさが広がった。しかし、その静けさは今回、釣果による充実感によって、より深いものに感じられた。

私は魚をリリースし、川の中を見つめながら、今回の釣行を振り返った。何もかもが自然の中で起こっていること、自分自身が自然の一部であることを改めて感じた。

そして、それは釣りをするために山に入ったことがきっかけであったが、釣りという行為そのものよりも、自然との関わりの中で感じることの大切さを再認識させてくれた。

私は、次の釣行を楽しみにしながら、山を後にした。今度はどんな出会いが待っているのか、自然との出会いに胸を躍らせながら、私は道を進んでいった。

 

Chatgptにて校正

No.1 渓流解禁

4月1日は青森県の渓流解禁日であった。

銘々が積み重ねてきた準備と興奮のせいで、前夜は寝つけなかった。一匹の鱒と出会えるかもしれないという期待に、足取りは軽く、胸は高鳴った。

至るところに残雪の名残が残る山塊を歩み、車で進めるところまで到達した。ここからは、雪の上を歩いて川を目指すことになる。

到着すると、心は騒がしく、ウェーダーに足を通した後、さっそくタックルの準備に取り掛かった。以前から愛用しているベイトリールを手に、ベイトフィネススタイルでの渓流釣りを楽しもうと思ったが、オフシーズンの間に手に入れたアブガルシアのオールドタイプのリール「カーディナル」にも興味が湧き、今シーズンはスピニングタックルも使用して釣りを楽しむつもりであった。

心は興奮し、ベイルを起こし、キャストを行った。果たして、この日が、渓流釣りを始める素晴らしいスタートとなることを願ってやまない。

 

chatgptにて投稿

迫る禁漁

段々と朝晩の気温も下がってきて、過ごしやすくなってきた今日この頃です。

今、太平洋側ではタチウオ、西北ではアオリイカも非常に好調だと界隈で賑わっておりますが、私は禁漁まで残り僅かの渓流に相変わらず通っています。今年は回数や遠征には行けていませんが、通年を通して同じポイントを攻め続けているので季節の変わりを肌で感じられて、それも一興だなと思っています。

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渓流釣りを始めて4回目のシーズンですが、今シーズンはイワナより圧倒的にヤマメの釣果の方が多いです。

これは釣行の9割以上がソロのため、標高を上げた山岳渓流ゾーンに立ち入ってないからなのでしょう。

山岳ゾーンの獰猛なイワナ釣りも楽しいのですが、滑落等の可能性が高いところにはソロでは行かないようにしています。昨年は螺旋の滝からの転落と岩盤の壁の高巻きで、あわや大怪我という危機もあったので、ソロはセーフティーファーストでやっています。

禁漁そして十和田湖、エギングと釣りが一年で一番楽しい3ヶ月間、それが終わると一気に季節は冬。釣りはそこで終わりの予定です。

残り少し怪我なく良い釣りをしてオフシーズンを迎えたいですね。

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ちなみに最近導入したafterglowのパックベスト、めちゃ使いやすいです。お勧めです。

 

 

 

 

JB64納車

今年の3月13日に初見積もりをし、即日注文したJB64が本日納車となりました。

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タイヤをジオランダーX-ATに組み替えして貰い、納車してもらいました。アルミにするか鉄チンにするか前日まで悩みましたが、買ったアルミは冬用にして夏タイヤは鉄チンにする事にしました!

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とりあえずドリンクホルダーなど定番パーツは取り付けてみましたが、これからゆっくりカスタマイズしていこうと思ってます。

友人のランドベンチャーのシエラの運転をしたら、パワフルで凄く良かったのでJB74にすれば良かったのかなと少し後悔はしていますが、相棒としてしばらく頑張ってもらいます!

早く次の休み来ないかな〜!

 

渓流解禁

2022年4月2日土曜日

午後から待望の今年初釣行へ。

友人の到着が遅れポイントへ到着したのは4時近くになっていた…。

この日は天気も良かったため、雪代の影響を受けない小さい沢で解禁することした。川幅は1mにも満たない沢だが、ポツリポツリと魚がいる場所の見当がつく。

友人に第一堰堤を譲り、上の方へ。

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山の雪もすっかり柔らかくなっていて、足をとられながら良さそうなところを打っていく。

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相変わらず極小渓のイワナは積極的で楽しかった。この日は何気にスピニングタックルを使用してみたが、3.8フィートのグラスロッドでも思ったよりも難しく、まだまだ修行が足りないと感じた。

しかしボウズではなかったのでヨシとしよう。

次はヤマメが釣りたいところだが、良型が抜かれてないところにいきたいなぁ…。